マーク・マンダース Mark Manders

Mark Manders, Day Scene, 2023 Photo: Peter Cox

Gallery selection

マーク・マンダース、トーマス・ルフ、杉本博司、ユアサエボシ

2024年7月4日（木）－ 8月21日（水）

12:00–19:00

*日 / 月 / 祝日休廊　*夏季休廊：2022年8月13日（火）－ 17日（土）

この度ギャラリー小柳では、2024年7月4日（木）から8月21日（水）の会期で「Gallery selection」を開催いたします。本展では、日本初公開となるマーク・マンダースの新着作品をはじめ、その他にNASAの探査船が撮影した火星の画像を素材とするトーマス・ルフの「ma.r.s」、杉本博司が映画１本分の時間を１枚の写真に収めた「劇場」、ユアサエボシが本年3月に国立西洋美術館で発表した抽象画を展観いたします。

マーク・マンダースの新着の彫刻作品には、頭部の断面の背後に、緑に近い青色の塗料が使われています。マンダースは、それを言葉では定義できない色として、時に自作のFake Newspapers（架空の新聞）と組み合わせ、時に空や海などの風景として作品に登場させています。本作ではタイトル《Day Scene》にもあるように、日中の空の色を表しているのかもしれません。

また6月22日（土）から10月14日（月）の会期で、金沢21世紀美術館で開催される「Lines（ラインズ）—意識を流れに合わせる」にてマーク・マンダースの《4つの黄色い縦のコンポジション》（2017–19年）をはじめとする作品群が展示されます。この機会にぜひあわせてご覧くださいませ。

本年12月にはマーク・マンダースの個展をギャラリー小柳で開催いたしますので、ぜひ楽しみにお待ちください。